飯塚奈津子さん

IC歴21年

フリーランスIC 独立4年目

~ ICの立ち位置を意識する事 ~

庄山:奈津子さんのファッション、いつもSNSで素敵だなーって拝見していました。今日は、どうぞよろしくお願いします。早速ですが、奈津子さんは独立して4年目だったんですね。もっと以前からフリーのICだと思っていました。

​奈津子さん:前職で自由にやらせてくださっていたのでもっと前からフリーランスだと思われてる方が多いみたいです。最初は大手ハウスメーカーに勤務していました。その後、内装材を扱う会社で百貨店内にオーダーカーテンサロンがオープンする事となりそちらを任されて働いていました。その後、建設会社へ転職して高齢者施設に多く関わる事になったんです。そして、現在はソレイユ カラー&インテリアデザインとして独立してフリーランスでお仕事をしています。

​庄山:ファッションで気を付けている事とか、意識している事ってありますか?

​奈津子さん初めてお会いする時は、私らしさを感じていただけるようにパーソナルカラーを意識したコーディネートに。
例えば、色相はオレンジ系、明度と彩度は高めに、とかです。持っているお洋服は黄み、オレンジみ、赤み、黄みのグリーンくらいまでの色相、要はPCCS24色の色相環の左側を着ています。好きなのももちろん、自分の得意の色だから♪
黒は着ません、特に冬は。夏の黒はカッコいいなぁと思います。
その時も必ず胸元にゴールドのネックレスとか、ツヤ感のあるものを足します。マットな黒は私の存在感を打ち消します笑 色決めが主な内容の時には、もちろんトーンは抑えたりして色みは弱くするようにしていますね。

庄山:ご自身の得意な色とか、似合う色を分かっているのって強みですね。インテリアと似ているようで、ファッションって難しいなーって思います。インテリアなら分かるけど、自分に似合う服となると??です。

​奈津子さん全体的にはこんな写真のようなイメージ。ダークなトーンはあまり着ません、下半身なら有りかな。
上半身に暗いのを持ってくるときはアクセサリーやストールなどで華やかさを出します。
もしくは、素肌を多めに見せるか笑、キラキラさせます。

飯塚奈津子さん

スタッフ

庄山

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トーク対談

庄山:これすごーい。ご自身で作られたんですか???

奈津子さんいえいえ、これは私の色の師匠にパーソナルカラー診断を受けたときにもらった資料ですよ。
色彩塾の代表の勝馬ちなつさんです。

庄山:奈津子さん!!って感じです。何事もプロってすごいですね。最近はパーソナルスタイリストとか、個人の方向けのファッションアドバイスをお仕事にされていらっしゃる方たくさんいますよねー。気になりながら、なんだか恥ずかしくて私はまだ未知の世界です。

ICのカバンが気になって、皆さんに聞いているんですが、奈津子さんの普段使いのかばん見せて頂けますか?

奈津子さん何年も前に地元のインテリアショップで見つけて、ホワイト&ゴールドの色を購入。メキシコのメルカドバッグをモチーフにしたかごバッグで、現地で作られてるみたいですよ。
A4はもちろん入るし、この中にはインナーバッグを入れて仕分けして、縦長のお財布が残りのスペースに入るという絶妙な大きさで汚れも気にせず使えて、冬にも使えるようにとブラック&ゴールドも購入(笑)

庄山:軽くて丈夫なメルカドバッグ!ですね。おしゃれー。カバンひとつとってもみなさん色々こだわりがあって、興味深いです。

奈津子さんこれは春先に一目惚れして買ったTOPKAPIのトートバッグ、素材はアバカだそうで麻の一種。
大きさは上のより小ぶりに持ちたいときに使ってます。
バッグは好きで色みの強いものとか、いろいろ使ってますが、最近の普段使いはこれがヘビロテですかねー
大きさはA4がぴったり入るくらいで,マチもしっかりありますよー

庄山:A4サイズ、重要ですよね!!

庄山:普段のお仕事は自宅じゃなくて事務所ですか?
 

奈津子さん打ち合わせのない日は、車で30分くらいの事務所に行って何だかんだとお仕事スタートするのは10時頃。
着いてのんびりコーヒーなんて飲んでるとあっという間に30分くらい経ってたりしますよ。メールチェックや返信したり。
土日の打ち合わせ明けだと、サンプル手配や見積り依頼したり。
朝からの時間をそれらにできるだけ割きたくないので、打ち合わせのあとにその日のうちにできることはしてしまいます。あとはプランニングしたり見積りしたり。

庄山:土日もお仕事の事多いですか?

奈津子さん打ち合わせはやはり土日が多いですが、平日もあります。法人さんが相手だと平日ですね。
現場での打ち合わせや、納品や施工の立ち合いもあります。    

庄山:前回のインタビューでもそうだったのですが、フリーランスのICって定休日ってないですよね?奈津子さんもですか?

奈津子さんオフの日は本当は決めればよいのだけど、なかなか。。
お仕事してないときがオフって感じになってますね。
事務所がパートナーの自宅兼アトリエでもあるので、事務所には行くけど仕事しないで、オフ時間を過ごしてることもあります。

外でランチしたりとか、昨日もバーベキュー的なことしてました 笑
あとは美術館も好きなので美術館に行ったり。
都内に行くことも多いのでその時に美術館もスケジュールに入れたりします。
仕事なのかそうでないのかもはや分からずですね。  

    

庄山:みんな一緒ですね 笑 いつがONでいつがOFFなのか、限りなくグレーですよね。そんな働き方がしたくてフリーランスになった訳だけど。私は決まった時間に、決まった場所へ通うというのがとても苦手だったんです。学校でさえ 笑

 

奈津子さんフリーランスって線引きが難しいですよね。
でもまあそれはそれで良いかなーと私も思っています。
スケジュールに余裕があるときに急遽遠出する、とかね♪
でも定休日ってのも作らないと家のなかが大変なことになるので要注意!な最近です

庄山:そんな奈津子さんにも、是非教えて頂きたい、こうすると成約率アップのコツ!ってなんですか?

奈津子さん実はあまり意識したことないですが。。

お返事は早く返すとか、丁寧でわかりやすい説明を心がけるとか。

ただ、コーディネートをしてそれが形になるとき。
施工業者さん、職人さんなどが入りますよね。

そうすると現場だから問題が起きたりクレームを受けることも。

その時に、間に入ってる自分はどちらかに片寄ってはいけないなぁと思ってます。

職人さんなど、現場のことに片寄る、理解しすぎも良くない。

反対にクライアントが言うことを真に受け過ぎてそのまま現場に伝えるとか、お客さま側に立ちすぎてもいけない。伝書鳩じゃないですからね。

ICとしての自分の立ち位置はいつも意識してるつもりです。

コーディネーターという名前のとおり、調整する人なのですよね。

お客さまに現場についてのクレームや何かを受けた場合はきちんと自分のフィルターを通してから、状況にあわせた判断をする。
業者さんに伝える、相談する。

お客さまばかり見ていてもダメだし、現場側に立ちすぎてもダメ。

一度経験したあることからの教訓です。

庄山:分かります!コーディネートプランは大切だし、お客様のご期待以上の物でありたいと思います。でも同じくらい、それを形にする過程ってICの仕事の中で、とても重要ですよね。プランに詰まった、ご希望やお客様の気持ちをいかに現場へ伝えられるか。良い現場の雰囲気って、絶対完成度が高いなーって思います、スムーズに作業が出来るように工程を考えて材料や工事の手配をしたり、職人さんとの会話だったり。そんな現場の雰囲気を作るのもICの大切なお仕事ですよね。

庄山:最後に、最近の活動とか、今この時期だから感じているインテリアについてとか、お聞かせいただけますか?

奈津子さん法人さまからの委託の新築コーディネート業務については、特にコロナ禍以前とは大きく変わりはないのですが、個人のお客様からのご依頼は変化があるように思います。

1つは、様子をみようってことで延期になるものもありコロナの影響ですね。

もう1つは、リモートワークになって先送りにしてきたお家のことを見直そうという方からの問い合わせ、ご依頼。これもまたコロナの影響ですよね。

私は数は多くはないですが、そういったご依頼があることに最初びっくりしましたが、以前からオンラインで出来ることもやってみたかったので、良い機会だも思ってトライしてます。オンラインも上手に使いこなしながら、お客様の見えていなかった根っこのようなもの、本質的な部分を引き出せるICでありたいなぁと思っています

庄山:みんなお家にいる時間が増えたので、お片付けしてみたり、キッチンに立つ時間が多くなったり、インテリアを見直したくなってますよね。

そう、リモートワークになって自宅も見えるようになっちゃったりして。私もリフォーム工事などは一旦様子を見ましょうって物件もありますが、反対に模様替えの相談が続いていて、なるほどーって思ったりしています。オンラインとの使い分け、これから大事になって来そうですね。

奈津子さん それと、アート。
ソレイユ カラー&インテリアデザインとしてのコンセプトに、『想い×色彩×アート=インテリア』というのがありまして。
クライアントの想いを表現するのにアートはとても有効だと感じています。アートは敷居の高いものだと思われている方は多いと思うのですが、カーテンや家具を選ぶのと同じように、自分らしく過ごせるアートを選ぶお手伝いが出来ればいいなぁと思います。
その時々で選んだアートを見るたびに、和んだり、その時の気持ちを思い出したり、そうだった頑張ろう!とか、いろんな感情を与えてくれます。
アートのある暮らし、アートがもたらす豊かさってそういうことかもしれませんね。

庄山:衣食住、そして環境、働き方、家族、色んな面から、本来の豊かさを見直すこの数ヶ月でしたよね。バージョンアップ!みたいな。良い経験として、私達も生かしていかないとなーって思いますね。お忙しいなか、貴重なお時間を頂き、ありがとうございました!!

インタビューにご協力ありがとうございました!

 

インテリア人 解体新書展

主催:

三宅利佳オンラインサロン

「フリーランスのインテリアコーディネーター研究室」

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