松本理絵さん

IC歴10年
インテリアショップ経営

~ 普段の暮らしの中からインテリアを楽しんでもらいたい ~

 

庄山:今日はどうぞよろしくお願いします。早速ですが、松本さんは店舗を構えてインテリアコーディネーターをされているんですよね?

​理絵さん:17年前、結婚を機に夫の家業の有限会社宮本家具工業所「ミヤカグ」に入社したんです。当時、婚礼箪笥や木製仏壇を製作していた木工所でしたが徐々に業態を「インテリアショップ」へと変えていく中でICの資格を取ったんです。

庄山:松本さん、色んな資格を持っていらっしゃいますよね!
なんでも来い!!ですね。

​理絵さん:インテリアコーディネーターの他に二級建築士(国家資格)、作業療法士(医療の国家資格)、キッチンスペシャリスト、福祉住環境コーディネーター、DIYリフォームアドバイザー、窓装飾プランナー。
ちなみに夫もインテリアコーディネーター&二級建築士&家具設計・職人です。

庄山:すごーい。お店は、ナチュラル系のお店ですよね?普段のファッションってどんな感じですか?

理絵さん:天然素材に特化したインテリアショップなので冬場はニットを、夏場は綿麻系の素材をよく着てるかもしれません。
途中でお客様の家に採寸行ったりもするのでスカートは履きません。靴も一日中立ってるのでぺたんこ靴ばかり。

庄山:お店の雰囲気に合わせたファッションを意識されているんですね。

理絵さん:持っている洋服はアースカラーな感じの色目が多いですね。ブラウンとか、深緑とか。ちょっとでも細く見えるように濃い目の色がおおいです 笑

 

庄山:店頭に立つお仕事って、楽しそう。でも、いつどんなお客様が飛び込みでいらっしゃるか分からないですよね。お仕事のファッションで気を付けている事とか、意識している事ってありますか?

 

理絵さん:指輪は家具の木を傷つけるのでしません。アクセサリーはピアス、ネックレスくらいは気が向いたらつけますね。お客様にいろいろと説明するときに指先や手元を見られることが多いので、ネイルはするようにしてますよ。でも料理教室の時などすぐにオフできるようにシールです!

 

庄山:手元大切ですよね。年齢でますよねー。資料をお見せする時、サンプルをお見せする時、やっぱり手入れされた手先の方が断然見栄えがいいよなーって思います。話は飛びますが、ネイリストさんと話をしていて、カラーの組み合わせとか、どの指をフォーカルにするのかとかバランスとか、なんだかICと通ずるところがあるなーって最近思ったりしてました。 

 

理絵さん:後は第一印象ですね。お店を構えて集客してますので、お店に来られた方にいかに「話しやすそう、優しそう、この人にインテリアのこと相談したい」と思わせて声掛けてもらえるかがキモですので、カチットしすぎない優し気な印象を与えるように気を付けてます。        

松本理絵さん

スタッフ

庄山

​×

トーク対談

 

庄山:普段のお仕事の流れを聞いてもいいですか?家具工場もあるんですよね?

​理絵さん:9時に朝礼をします。工場の職人さん、IC、事務職員みんなで朝礼して今日の業務確認。そして、みんなでラジオ体操(笑)

庄山:ラジオ体操!引き締まりますね!いい一日のスタートが切れそう!

​理絵さん:ショップは10:00オープン、18:00クローズドです。
雑貨屋とインテリアショップの二つの建物が合体した感じのショップでお店番をしています。 基本は店内でお客様対応ですね。
雑貨を買いに来られた方のレジ、ラッピングなどから、家具やカーテン、照明などインテリア商材を探しに来られた
方のヒアリングからの提案。そしてクロージング、発注、配送手配が主な仕事です。
オーダー家具を得意とするショップなのでオーダー家具の提案、デザインの仕事も多いです。 現地で相談にのってほしいなどあればお客様宅を訪問し、相談、提案、採寸、現地調査などもしています。 リフォーム工事など請け負っているときは現場管理のために頻繁に現地に行くことも多くなりますね。

庄山:インテリア雑貨から、リフォームの請負まで!幅が広いです。雑貨や家具から始まるリフォームって夢がありますね。

理絵さん:18:00以降お店をクローズドしてからは、店内の展示商品のバイヤー業務、POPなど店づくり、イベント企画、WEBサイト制作、SNS発信、見積り・提案シートづくりなどをしてます。

庄山:お店に立った後もお仕事されていて、すごい!休日はお店の定休日になりますか?

 

理絵さん:インテリアショップを構えているもので,定休日は火曜に設定していますが、結局、会社に出て、お客様が来られないので事務仕事が捗る日として仕事してることも多いです。

 

 庄山:ショップに立たれながら、コーディネートプランやリフォームの現場調整もされてるんですから、それはお忙しいですね。

 

庄山:理絵さんもお子さん3人いらっしゃいますよね?私もまさに3人の子育て中なので、どんな風にお仕事されて来たのか、聞いてみたいです!       

​理絵さん:子どもが小さい頃はまだショップも駆け出しでお客様も少なかったこともあり、昭和とかの自営業のお店みたいに、おんぶしながら仕事したり、その辺の段ボールに赤ちゃん入れて逃亡しないようにして仕事したりしていました。
保育園に入れてからは土日がなかなか休めない仕事なので、子どもたちにはさみしい思いをたくさんさせてきたと思います。
働く姿を見せながら育ててるのと、母ちゃんが忙しくてる分、子どもたちは自立してくれてるのでそれはメリットと前向きにとらえてます。


庄山:そうですよね。土日は基本お仕事な業種ですよね。分かります、分かります。私は3人とも生後4ヵ月から平日は託児所に預けて、週末は実家の母に助けてもらいながら、仕事をしてきました。連れて行ける現場はおんぶして行ったり。長女が今年10歳なので、母親業は調度10年目ですが、日々必死過ぎて本当にあっという間。少しずつ子供達に助けてもらえるようになった今振り返ってみると、みんな頑張った!!って感じです。まだまだ先は長いですが(笑)

​理絵さん:今では180センチ近い背になって憎たらしい高校生ですがこうやって育ててた時代もありました。

庄山:キャー!可愛い。後ろにサンプルブック!!!なんか、すっごく励みになります。そんな松本さんの趣味とか息抜きってなんですか??

理絵さん:趣味は夏場はカープの応援、冬はスノボ、一年通してお酒を飲むこと。
毎日おいしいお酒を飲むためにおいしいつまみをつくることははずせないので、どんなに帰りが遅くても、料理はけっこうします。

子どもの影響でフィールドホッケーを6年くらい前から週に1、2度練習してます。この年になって新しいスポーツはじめても全然上達しないし、さらに、試合で骨折したけど、それでもめげずに続けてます。
最近始めた趣味は俳句。ドはまりしてしまって、ラジオや雑誌に投句するのが忙しいです。

庄山:さすが広島!!そして俳句!!渋い!実は私、松本さんのブログで紹介されている『今月の俳句シリーズ』全部見ましたよ!!俳句いいですね。限られた文字の中で表現するのって、なんだか鍛えられそう!ICは想像力とか表現力、言葉選び大事ですよね。仕事もプライベートも充実されていて素敵です!そんな松本さんに教えてほしい、こうすると成約率UPのコツや気を付けている事があったらぜひ!

理絵さん:前職の精神病院勤務で磨いたコミュニケーションスキル、はじめて会ったと思えないと言わせる親近感と包容力で勝負です。 
モデルルームや店舗ではなく、目の前のお客様の住宅の仕事をメインにしているので、かっこよく、尖らせ過ぎず、ちょっと手を伸ばせば届く心地いい暮らしを中心に考え、ご提案するようにしています。

庄山:最後に、最近の活動とか、今この時期だから感じているインテリアについてとか、お聞かせいただけますか?

 

理絵さん:コロナの影響で4月中旬からzoomを使ってオンライン来店をはじめたりしたのですが、お客様の家の中を気軽に見せていただきながら、インテリアのお悩み相談をうけることができています。
新築を機に拘ってめちゃくちゃおしゃれな家にしたい今までのターゲット層とは少しはずれた、普通の暮らしをしているごくごく普通の家庭の人も、インテリア(家の中を整えること)に目を向けてくれて、そういった方への介入ができることが日本の住宅事情の意識の底上げになるんじゃないかなぁと、このコロナ禍を前向きに捉えています。
元来ポジティブ思考なので!

 

庄山:インテリアショップをされている松本さんの発信って説得力ありますね。きっかけはとっても小さなことかもしれませんが、そこでの出会いが素敵な暮らしに繋がる可能性がある、実際にか叶えられるお店ってとってもいいなーって思います。ポジティブ思考大事ですよね!私も常に、何とかなるさーって考え方です。あとは、今、私、本心で笑っていられるかな?って。
たくさん刺激を頂きました!貴重なお時間を頂き、ありがとうございました!

インタビューにご協力ありがとうございました!

 

インテリア人 解体新書展

主催:

三宅利佳オンラインサロン

「フリーランスのインテリアコーディネーター研究室」

©2020 by 解体新書展